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ニュージーランドの観光|本に出ていない私流の楽しみ方!温泉も

ニュージーランド
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NZの達人
NZの達人

この「NZ便り」は、NZから日本の友人に宛てた手紙をまとめたものです。

ニュージーランドってどんな国?

6年間の駐在と多くの滞在経験を活かし、NZの魅力をお届けします。

<注記>
この記事は、2004年~2005年に書いたものです。現在のニュージーランドと異なる場合があります。予めご了承ください。

今回はニュージーランドの観光です。

すでに皆さんは観光の知識は豊富だと思いますが、私の見たニュージーランドについて書いてみたいと思います。

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ニュージーランドの観光

北島の観光地

ご存知の通りニュージーランドは大きく分けて北島と南島とで出来ています。

北島はなだらかな丘陵地が多く、南島は3000メートルを越す高い山が中央にそびえ、景観は一変します。

北島の拠点はオークランド。

ここから北へ行くと先住民のマオリ族と条約を結んだ歴史の町ワイタンギ。

さらに北へ行くと最北端のケープレインガ岬などの観光地があります。

南東に下がると温泉の町、ロトルアが有名です。

更に東海岸までいくと広大なブドウ畑の広がる、ホークスベイのワインの産地を見ることが出来ます。

草原の羊たち
草原の羊たち

NZの首都、ウエリントン

ウエリントンは政治の町というだけで、土地は狭く年中強い風が吹き、観光には全く魅力のない所です。

昔、首都はオークランドにありました。

これを国の中央部に移す時、南島の北の端に位置するネルソンが候補に挙がりましたが、北島の住人の圧力で、北島の最南端のウエリントンに決まりました。

皮肉なことにネルソンはNZでも一番日照時間が長く温暖なところで、ウインディーウエリントンとは雲泥の差で、ネルソンが選ばれなかったことはまことに残念です。

ウエリントン
ウエリントン

南島の観光地

南島の拠点はクライストチャーチです。

マウントクック、クィーンズタウン、そしてミルフォードサウンドなどが有名ですが、時間があればバス旅行がお勧めです。

広大な草原の中を走りますが、南島の人口密度は更に低く、山の斜面に広がる一つの牧場も桁違いに大きくなります。

山全体が一つの牧場で軽飛行機の発着場が東と西の斜面に一つずつあるという牧場も驚きには当たりません。

ダニーデンという町が南のほうにあります。

ここが最初に移民が始まったところで、スコットランド風の家が並ぶ古い町並みを見ることが出来ます。

マウントクック
マウントクック

ニュージーランドは、温泉天国

NZは太平洋火山帯の上にあり、日本とつながっています。

至るところに温泉があり、今も煙を吐いている活火山が数箇所あります。

私も温泉には目がなく、地図で探してあちこち出かけました。

  • 身体がぬるぬるになる強烈なアルカリ泉(Te Aloha)
  • においが数日取れない硫黄泉(Rotorua)
  • 真っ黒けの泥湯(Kaikohe)

等、珍しい温泉を発見しては楽しんでいます。

温泉で有名なロトルアにも行ってきました。

オークランドから車で3時間、大きな湖のほとりに間欠泉やマオリの集落などのスポットがあり、多くの観光客が訪れます。

ポリネシアンプールという温泉は広い敷地の中に10畳ほどの露天風呂が数個あり、異なった泉質あるいは温度のお湯が湧いています。

そこは混浴でピチピチの若者とも一緒になれますが、残念なことに皆水着を着て入ります。

ワカレワレワの地獄巡りやマオリダンスショー等、何度行っても楽しいところです。

ロトルアの温泉
ロトルアの温泉

 映画「ザ・ラスト・サムライ」の撮影地

余談になりますが、オークランドのはるか西南にタラナキというところがあり、そこに富士山そっくりのマウントエグモントという山があります。

タナラキのマウントエグモント
タナラキのマウントエグモント

まことに美しい山で、最近ここで幕末の日本を舞台にしたアメリカ映画、「ザ・ラスト・サムライ」が製作されました。

日本で製作するよりも安くつくということで、農家や町のセットを日本から持ってきたり、NZ在住の日本人をエキストラに借り集めたり、当地の日本人の間では話題の尽きない映画となりました。

トムクルーズと渡辺謙の競演も見事です。是非ご覧になって下さい。

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私流!ニュージーランド観光の楽しみ方

さて、当地の観光については日本でも多くの本が出ていて、その説明には事欠きませんが、本に出ていない私流のNZの旅の楽しみ方(願望も入りますが)をご披露します。

まず季節は天候の安定する夏の1月〜3月が最高で、秋まで入れても紅葉の美しい5月までに限ります。

雨の多くなる冬の6月〜8月は、どぶにお金を捨てるようなもので最悪です。

そして時間をゆっくり取って車で回ること。

当地には渋滞が全くなく、地図上の距離を時速で割ると正確に所要時間が出てきます。

また日本と同じ左側通行も嬉しいことです。

宿は炊事も出来る安いモーテルで十分。

スクールホリディでもない限り予約の必要はありません。

更に、どこのモーテルもこぎれいで申し分ありません。

車にゴルフバッグと共に、炊飯器でも積んでいけば毎日日本食にもありつけご機嫌です。

やっぱりこんな楽しみ方は、時間のある年金組にしか出来ませんね。失礼しました。

NZの達人
NZの達人

それでは今日はこの辺で・・・・。

>>次の「NZ便り」は、こちらです。

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