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ニュージーランドのゴルフ|申し込み方法、HC取得、コース情報

探訪
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NZの達人
NZの達人

この「NZ便り」は、NZから日本の友人に宛てた手紙をまとめたものです。

ニュージーランドってどんな国?

6年間の駐在と多くの滞在経験を活かし、NZの魅力をお届けします。

<注記>
この記事は、2004年~2005年に書いたものです。現在のニュージーランドと異なる場合があります。予めご了承ください。

今回はゴルフ天国ともいえるNZのゴルフ事情について、紹介します。

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ニュージーランドのゴルフ

歴史の古い、1万人に1つのゴルフ場

ニュージーランドは日本の70%の大きさで、人口は400万人にも満たない小国です。

しかし、さすがに英国人の作った国だけあって、ゴルフ場は全国至る所にあります。

その数は約400です。

実におよそ1万人に1つゴルフ場があることになります。

オークランドで最も古いコースは、オークランドGCで1894年(明治27年)に出来たそうです。

その後、次々とゴルフ場が造られていきましたが、今も健在な市内のゴルフ場の設立が、

  • ワイテマタGC:1904(明治37)
  • ティティランギGC:1910(明治43)
  • プケコヘGC:1912(大正1)
  • マウンガキエキエGC:1913(大正2)

と続きます。

車で1時間以内に31のコースがあり、そのほとんどが戦前(1940年以前)に出来たものです。

あまりの古さに松の木が大木化しすぎ、風が吹くと倒れてくるとかで、「倒木に注意」の立て札があるゴルフ場もありました。

日本では昭和40年(1965年)頃に出来たものが古い部類に入ることを考えると、いかに当地のゴルフが歴史のあるものかお分かりいただけると思います。

NZでのプレースタイル

車にゴルフクラブのほかに、手で引っ張るカートを積んで出かけます。

こちらでは、このカートをトランドラーと呼んでいます。

@@@@@トランドラーを引っ張って

紫外線がものすごく強く、サングラスは必需品です。

顔や手足には日焼け止めをたっぷり塗って出かけます。

黒い顔が白いお面をかぶったようになり滑稽この上ありませんが、体裁など構っておられません。

15分ほどでゴルフ場に着くと、まずトランドラーを組み立て、バッグを乗せて、用意ができるとスターターに報告し順番を待ちます。

トランドラーを引っ張って
トランドラーを引っ張って

ゴルフコースの申込方法

私の入っているレムエラGCではすべて予約制です。

一週間前に朝7時からのタイムシートが作られ、インターネットか電話で予約をします。

もっとも平日の午後などガラガラで、前にも後ろにも誰もいないのが普通です。

アウトまたはインをスタートすると一気に回りますので、お腹が心配な者はおにぎり持参です。

当地ではまだ乗用カートはあまり普及していません。

せいぜいモーター付トランドラーがご老人のお供になっているぐらいです。

休みの日はこちらに永住している仲間がスタートを取ってくれます。

現役の駐在員も加わり3組ほどにもなり、全員ハンディー通りの総握りで、取ったり取られたり賑やかです。

2時か3時頃に終わると車座になって雑談に花が咲き、夏時間でまだ太陽が高い昼下がりの時間がゆっくりと過ぎていきます。

そして三々五々帰っていきます。

この日のゴルフ代はビール2杯で6ドル(420円)でした。

広大な練習場の端の方で、炎天下、ボールを打っている人が数人います。

草の上からふんだんに打て、自分のボールを持っていく限り一銭もかからず、まさにゴルフ天国で羨ましい限りです。

クラブハウス
クラブハウス

ハンディキャップの決め方

ラウンド終了後スコアを提出します。

クラブではこれをコンピューターにインプットしNZゴルフ協会に送ります。

そこで最新の20枚の中からベスト10枚が選ばれ、コースレートを加味して計算され、2週間に一度各自のハンディキャップが更新されます。

自分のハンディキャップが2週間ごとに上がったり下がったりするわけで、この点日本よりもアップデートで合理的だと思います。

ユニークなゴルフ場

面白いゴルフ場として、コロマンデールにあったあるゴルフ場ですが、羊が放し飼いになっていて、すべての草を食べてくれるので草刈の必要がない。

ただしグリーンは荒らされては困るので囲いがしてあり、オンするとドアーを開いてパターをしに入って行きます。

厄介なのはフェアーウェイを歩くとき糞をふんづける事。

しかしゴルフ場には年に一度子羊が授かり、臨時収入になるというおまけがあり喜んでいました。

地方に行くとゴルフ場を探すのが大変です。

日本では青い芝が目に付けば、まずそこがゴルフ場です。

しかし、こちらはすべてが青草でどこが牧場かゴルフ場かの区別がつきません。

やっと見つけたクラブハウスには誰もいません。

柱にかかったオネストボックスにプレーフィーの5ドルか10ドル(約350円〜700円)を入れてスタートします。

ゴルフ場
ゴルフ場

最近のゴルフ場の変化

しかしこんな優雅なゴルフも都会ではビジターがどんどん増え、高くなっていくのは残念です。

ここオークランドにも韓国とか中国、その他アジアからの移民が急増し、最近では人口100万人強の一割以上を占めるようになったそうです。

昔の日本のように本国ではプレーが難しいためか、競ってゴルフをするので、どこのゴルフ場でも彼らが目に付きます。

私が駐在していた20年前はほとんどゼロでしたので驚きです。

あまりの増え方に最近政府は永住ビザの発給を制限しだしたとのことです。

ゴルフする東洋人
NZの達人
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それでは今回はこの辺で・・・・・。

>>次の「NZ便り」は、こちらです。

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