新美南吉のふるさと、愛知県半田市では、彼岸花(ひがんばな)が咲く頃に合わせて、「ごんの秋まつり」が開催されます。
「ごんぎつね」を再現した矢勝川の300万本の彼岸花が見ものです。
「ごんの秋まつり」の開催期間・アクセス、開花状況、見どころを紹介します。
「ごんの秋まつり」の開催期間・アクセス
開催期間
彼岸花が見頃を迎える9月下旬〜10月上旬に開催されます。
2023年は、
9/20(水)~10/4(水)
アクセス
電車の場合、名鉄河和線「半田口駅」から矢勝川まで徒歩10分。
車の場合、
- マリモファーム駐車場(有料)
0569-49-2117 - 新美南吉記念館駐車場(無料)
0569-26-4888
ただし、新美南吉記念館駐車場を利用できるのは平日のみです。
土日祝日は、ごんの秋まつり臨時無料駐車場(蔵のまち東駐車場)に駐車し、半田観光周遊バスを利用してください。
彼岸花の開花状況
彼岸花は気温が20℃以下(夜などに)になると開花し始めます。
しかし、2023年は猛暑日が続き、最低気温が20℃度以下になる日が少なかったことから、彼岸花の開花がやや遅れているようです。
彼岸花の開花日数は、短く、1週間ぐらいです。
現在の矢勝川堤の開花状況を知りたい方は、こちらのサイトから確認できます。
「ごんの秋まつり」の見どころ
矢勝川堤の300万本の彼岸花
南吉のふるさとに咲く300万本の彼岸花
童話『ごんぎつね』の一節「ひがん花が赤い布(きれ)のようにさきつづいていました」という描写を再現しようと、地域の方が主体となって彼岸花の植栽をはじめました。
活動は1990年にはじまり現在は約300万本の彼岸花群生に。
きれいに咲かせるため、地域ボランティアが年間の維持管理をしています。
出典:半田市観光ガイド
殿橋
半田市岩滑西橋は、桶狭間の戦いの後、徳川家康が渡ったことから「殿橋」と呼ばれています。
田んぼアート
毎年、南吉のふるさとをテーマにした絵柄が、水田の中に巨大アートとして浮かび上がります。
今年のテーマは、童話「でんでんむしのかなしみ」より、「でんでん虫」です。
ごんの飛び石
2018年、南吉さんの命日である3月22日に完成した、半田市と阿久比町を結ぶ「飛び石」です。
川の向こう側へ渡ることができます。
お休み処
みたらし団子やとうもろこしなどの屋台とテントの休憩所があります。
「ごんの秋まつり」矢勝川堤で見られるイベント
彼岸花の結婚式と花嫁行列
新美南吉記念館のステージで、半田商業高校生がプロデュースした結婚式をおこない、
その後人力車に乗って、矢勝川堤を花嫁行列します。
ハナノヒカリプロジェクト
彼岸花のライトアップを開催(18:30~)。
提灯アートやランプシェードなど灯りの演出で会場を彩ります。
23日は義烈組八幡社山車2輌の曳き回しと展覧(18:30~20:00)も開催。
昼はオリジナル狐のお面づくりなど、ワークショップ、縁日、飲食販売を行います。
出典:半田市観光ガイド
「ごんぎつね」を再現した矢勝川堤の彼岸花とごんの秋まつりのまとめ
以上、「ごんぎつね」を再現した矢勝川堤の彼岸花とごんの秋まつりの紹介でした。
掲載した写真では、まだ彼岸花は7分咲きという状態で、もう2~3日経つと真っ赤な絨毯を敷き詰めたような光景が見られるのではないでしょうか。
皆さんも、矢勝川堤の彼岸花を見て、新美南吉のごんぎつねの世界に触れてみてはいかがですか?