入場料を取る本屋として話題の「文喫」が2024年4月、名古屋市の栄にオープンしました。
普段は本をあまり読まない人でも、ありとあらゆるジャンルの本や写真集、図鑑もあり、ついつい時間が過ぎるのを忘れてしまうぐらい。
その入場料について、
お値打ち(名古屋の方言で「安くてお買い得」という意味)に利用できる方法を紹介します。
また、既に開店してから5年の六本木、2号店の福岡天神の入場料も調べて比較してみました。
文喫 栄 の入場料
通常プラン
文喫 栄 の入場料は、以下の通りです。
時間 | 入場料(税込) | |
通常プラン | 90分 | 825円 |
通常プラン | 1日(7:30~21:00) | 2,475円 |
入場料を支払うことで、
以上が利用できます。
ランチプラン
カレー、スパゲッティ、サンドイッチなど5種類程度から選べる、ランチ付きの入場券です。
時間 | 入場料(税込) | |
ランチプラン | 90分(11:00~14:00) | 1,485円 |
回数券
常連になるなら回数券がお得です。
時間 | 入場料(税込) | |
回数券6回分 | 90分 | 4,125円 |
回数券6回分 | 1日(7:30~21:00) | 11,825円 |
90分は、1回あたり約137円お得、1日は、1回あたり約504円お得になります。
お値打ちに利用できる方法
食事を目的にからめて入場すれば、かなりお得感が増します。
特に、開店直後の7:30~11:00までは、有料エリア内が空いている上に、モーニングトーストサービスが付いていますから、
朝食を食べに来たと考えれば825円はさほど高くはないはずです。
なぜなら、名古屋に本店がある某有名珈琲店でモーニングサービス付きのホットコーヒーを頼んでも500円かかるからです。
同じように、昼食を兼ねたランチプランもお得感があります。
ランチと飲み物でおよそ1,000円相当と仮定すれば、入場料は500円を切った設定です。
ただし、飲食時には本を近くに置かないように。
万が一、本を汚してしまった場合、その本を買い取らなければならなくなりますので、十分ご注意ください。
六本木、福岡天神の入場料と比較
次に、六本木、福岡天神の入場料と比較してみました。
店舗面積や地域によって差はあるのでしょうか?
六本木 | 福岡天神 | 栄 | |
90分 | – | – | 825円 |
1日(平日) | 1,650円 | 1,650円 | 2,475円 |
1日(土日祝) | 2,530円 | 1,980円 | 2,475円 |
1日(平日)学割 | – | 大学生:1,155円 中高生:825円 小学生:0円 小未満:550円 | – |
1日(土日祝)学割 | – | 大学生:1,386円 中高生:990円 小学生:0円 小未満:550円 | – |
ランチプラン | – | – | 1,485円 |
夜プラン(平日) | 1,100円 | 990円 | – |
夜プラン(土日祝) | 1,100円 | 1,100円 | – |
朝限定プラン(平日) | 1,100円 | – | – |
営業時間 | 9:00~20:00 | 10:00~20:00 | 7:30~21:00 |
席数 | 90席 | 150席 | 160席 |
以上のように、3店舗それぞれ料金設定が異なります。
六本木は、平日の利用客が少ないせいでしょうか、
平日は安く、土日祝は高めに設定されています。
一方で、福岡天神は3店舗の中で最も安い上に、
学生が使いやすいように学割料金が充実しています。
栄は、買い物客をターゲットとした短時間滞在の料金設定がされているところが特徴的です。
また、モーニングトーストサービスも栄のみであり、
このように店舗毎に地域性を取り込んだ独自の工夫が見られます。
名古屋市の「文喫 栄」の入場料は高い?六本木、福岡天神と比較のまとめ
以上、名古屋市の「文喫 栄」の入場料は高い?六本木、福岡天神と比較でした。
入場料は決して安いとは言えませんが、食事を兼ねて利用すればお得感が増し、比較的安価とも言えます。
また、六本木や福岡天神と比較すると、中間の価格設定であり、90分のプランや無料のモーニングトーストサービスがあるところが特徴的です。
入場料を取る本屋なのに連日多くの利用客が訪れ、待ち時間も発生しているそうです。
皆さんも、本との出会いを求めて是非一度訪れて見てはいかがでしょうか。