伊吹山(いぶきやま)は、9合目までドライブウェイがあり、登山初心者でも容易に雲の上の登山を楽しむことができます。
この記事では、山頂駐車場から山頂までの3つの登山コースについてレポートします。
また、伊吹山ドライブウェイや山頂の様子、春登山の服装なども紹介します。
伊吹山ドライブウェイ
伊吹山の9合目にある山頂駐車場まで、伊吹山ドライブウエイで行くことができます。
伊吹山ドライブウェイ入口までは、名神高速道路関ケ原ICからおよそ10分です。
2024年現在、伊吹山ドライブウエイは60周年を迎えます。
伊吹山ドライブウェイを利用するには、通行料が必要です。
ところで、伊吹山ドライブウェイのホームページから、通行料割引クーポンを入手できます。
軽・普通自動車の場合240円、自動二輪車の場合200円安くなりますので、是非利用してください。
通行料金 | 割引料金 | |
軽・普通自動車 | 3,140円 | 2,900円 |
自動二輪車 | 2,200円 | 2,000円 |
期間によって営業時間が異なりますので、事前にホームページで調べてから通行するようにしてください。
山頂駐車場まで、およそ30分かかります。
標高が高いため、後半になると高い樹木がなくなり眺望がすばらしいのですが、
山の側面を沿うように登っていきますのでハンドル操作を誤ると谷底へ真っ逆さま、、、
そのため、時速30kmを守って安全運転で山頂駐車場を目指します。
山頂駐車場(標高約1,260m)
山頂駐車場の様子です。
この日はゴールデンウィークの5月2日(金)、さほど混んではいませんでしたが、マイクロバスも含め多くの人が訪れていました。
山頂駐車場には、売店、食事所(うどん、そば他)、休憩用の無料テーブル、トイレ、展望台など、十分な施設がそろっています。
ここは9合目、標高は1,260mです。
3つの登山コース
山頂までの登山コースは、3コースあります。
西登山道コース
今回、山頂までの上りに利用しました。
この登山道は比較的ゆるやかで初心者でも無理なく登れます。
山に向かって右側から登って行きます。
西登山道コースの入口のゲートです。
しばらく、砂利敷きのゆるやかな坂道が続きます。
10分ぐらい上ったところにある休憩用のベンチから、駐車場を見返します。
もうこれだけ高いところまで登って来ました。
やがて、ごつごつとした岩の道へと変わってゆきます。
靴はスニーカーでも大丈夫ですが、登山用の靴があればなお良いでしょう。
さっきまで晴れていましたが、急に雲があたりを覆いつくし視界が悪くなりました。
登山道の至る所に鹿除けの柵(写真の右側)が設置されています。
これは、鹿からお花畑を守るためのものだそうですが、それでも進入してしまうようで、鹿の糞が落ちていました。
山頂が見えてきました。
看板には所要時間約40分と書かれていましたが、ゆっくり登ってきたにもかかわらず30分程度で登頂することができました。
中央登山道コース
今回、山頂からの下りに利用しました。
駐車場のほぼ中央がゴールです。
下り始めると直ぐに、駐車場が見えてきました。
距離が短いこともあり、すべて階段の登山道です。
この登山道、下りなら楽ですし眺望もすばらしいのでおすすめしますが、上りは急勾配でかなりの体力を要します。
途中でばてていた人も多数見かけましたので、不安な方は上りで利用するのは避けた方が良さそうです。
山頂付近の階段は凸凹ですが、駐車場が近づくにつれて階段が整備され歩きやすくなります。
階段の横に設けられたレールで、物資を山頂まで運んでいるようです。
東登山道コース
今回、東登山道コースは利用しませんでしたが、本格的な登山を楽しみたい方はこちらのコースがおすすめです。
山頂(標高1,377m)
伊吹山の山頂は、1,377mです。
山頂には、ヤマトタケルの像が立っています。
お花畑を守るように柵が設けられています。
食事もできる店舗がいくつか建っていますので、お弁当を持っていかなくても大丈夫なようです。
立派な公衆トイレもありました。
春登山の服装
5月2日は、下界では最高気温が25度ぐらいまで上がることもあるため、半袖か薄手の上着という恰好が適当です。
しかし、伊吹山の山頂は10度を下回ることもありますので、薄手のダウンを着込んでも暑くないという状況です。
長袖シャツの上にユニクロのウルトラライトダウンなどがあれば丁度良いぐらいではないでしょうか。
春登山で楽しめる植物の一覧
この時期に見られる植物をまとめてみました。
まだ開花は少なく、登山道のまわりにチラホラ咲いている程度です。
最盛期は8月、是非また来てみたいものです。
伊吹山の春登山|ドライブウェイ~初心者登山コースの完全ガイドのまとめ
以上、伊吹山の春登山|ドライブウェイ~初心者登山コースの完全ガイドでした。
伊吹山は、ドライブウェイを利用すれば初心者でも無理なく雲の上の登山を楽しめます。
是非、この記事を参考にしていただき、伊吹山の魅力を感じ取ってくださいね。