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NHKのど自慢の歴史|歴代司会者、鐘、キャラクターも!

音楽
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77年前の1946年1月に始まった「NHKのど自慢」。

こんなにも長い間、ほぼ変わることなく続いてきたことに驚くと共に、

時代の変化に合わせて少しずつ改良を積み重ねてきたことが、歴史を振り返るとよくわかります。

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この記事では、NHKのど自慢の歴史歴代アナウンサー、そして番組を象徴するマスコットキャラクターについて紹介します。

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NHKのど自慢の歴史

現在までの主なトピックをまとめてみました。

1946(昭和21)年

1946年1月19日(土)、「のど自慢素人音楽会」が始まります。

戦後の荒廃の中で国民に「気持ちよく歌ってもらおう」という考えから生まれ、「マイクの大衆への開放」という役割も担っていました。

当時、800人を超える応募者が内幸町の放送局へ殺到し、合格者第1号は理髪店の店員でした。

1947(昭和22)年

音楽だけでなく演芸も加わり、「のど自慢素人演芸会」に改称されます。

合否判定が声掛けから鐘の鳴る数に変わったり、放送が日曜日になったのもこの頃からです。

1948(昭和23)年

1948年3月21日に実施された「のど自慢全国コンクール」では、全国から3万数千人もの予選応募があり、のど自慢は全国規模となりました。

また、東京まで行けないという声に応じて、7月に栃木県宇都宮市、8月に茨城県水戸市と各地で開催されるようになりました。

1953(昭和28)年

1953年2月にテレビ放送がはじまりました。

しばらくの間、テレビ放送は不定期でしたが、

1960年からラジオとテレビの同時放送が定期的に行われるようになりました。

1960(昭和35)年

1960年8月、官約移住75周年を記念して、ハワイ・ホノルルではじめて海外での公開録音が行われました。

会場となったホノルル市の国際劇場は、日頃国際放送のニュースや音楽で故国を偲んでいた現地の人々で大賑わいでした。

1970(昭和45)年

1970年、マンネリ化からの脱出として一新されました。

NHKのど自慢」に番組名を改称、ゲスト歌手2組出演、テーマ曲の更新など。

また、歌が上手い人だけでなく個性的な人も選ばれるようになりました。

1993年(平成5)年

1993年4月から出場者がステージ上に座るようになりました。

それぞれの合格も大事ですが、皆で一緒に協力し合って「心1つに鐘3つ」の思いで番組を成功させようという試みの表れです。

1998(平成10)年

ブラジルへの移住がはじまって90年目の1988年2月ブラジル・サンパウロではじめての海外公演を開催しました。

これを皮切りに、ペルー・リマアルゼンチン・ブエノスアイレスイギリス・ロンドンなどで様々な国で公演を行いました。

2023(令和4)年

2023年4月から、多様化する音楽ジャンルへの対応を理由に、生バンドの伴奏からカラオケ音源に変わりました。

同時に、2人の司会による交代制、葉加瀬太郎がアレンジしたテーマソング、開催地のオーケストラ打楽器奏者が鐘を鳴らすようになりました。

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NHKのど自慢 の歴代アナウンサー

歴代アナウンサーは、16人以上。

司会の役割は、当初は進行役に徹していましたが、その後、歌い終わった出場者に問いかけて出場者の魅力を引き出す形に変わりました。

中には、金子辰雄アナウンサーのように庶民的で親しみを感じる出場者とのやり取りから、「ミスターのど自慢」と呼ばれることもありました。

2023年4月から、二宮直輝アナウンサーと廣瀬智美アナウンサーが交互で担当する新しい形式に変わりました。

女性のアナウンサーを起用したのも、はじめてのことでした。

期間アナウンサー
1946年1月~1948年3月(2年3か月)太田一郎、高橋圭三、大野臻太郎、宮田輝 ほか数人が交代で担当
1948年4月~1949年3月(1年0か月)高橋圭三
1949年4月~1966年3月(17年0か月)宮田輝
1966年4月~1967年3月(1年0か月)大井安正
1967年4月~1969年3月(2年0か月)(東日本)大井安正
(西日本)生方恵一
1969年4月~1970年3月(1年0か月)各地域本部アナウンサー
1970年4月~1970年8月(5か月)中西龍
1970年8月~1987年3月(16年8か月)金子辰雄
1987年4月~1993年3月(6年0か月)吉川精一
1993年4月~2005年3月(12年0か月)宮川泰夫
2005年4月~2007年4月(2年1か月)宮本隆治
2007年4月~2010年3月(3年0か月)徳田章
2010年4月~2011年7月(1年4か月)松本和也
2011年7月~2013年3月(1年9か月)徳田章
2013年4月~2023年3月(10年0か月)小田切千
2023年4月~現在二宮直輝、廣瀬智美が交互で担当
二宮直輝アナウンサー
二宮直輝アナウンサー
廣瀬智美アナウンサー
廣瀬智美アナウンサー

二宮直輝アナウンサー、廣瀬智美アナウンサーの詳細はこちら!

>>NHKのど自慢の司会|二宮直輝と廣瀬智美の経歴とプロフィール

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NHKのど自慢 の鐘の話

はじめ、合否の知らせは司会による声掛けでした。

出場者の横から、司会が「もう、結構です」とボソッと伝える、、、

しかし、これを「大変結構」と褒められていると勘違いする出場者が続出したため、1947年から鐘の鳴る音で合否を伝えるようになりました。

この鐘の正式名称は、チューブラーベルです。

当初、合格の鐘の音は3つ(ド・レ・ミ)でしたが、1953年テレビ放送が始まると前にファンファーレで(ドシラソ・ドシラソ)が加えられるようになりました。

鐘と言えば、2002年から約20年間、鐘を担当した秋山気清さんを思い出します。

視聴者の中には、「秋山気清さんが合否を判定して鐘を鳴らしている」と間違えている方も多いようですが、

審査室から「鐘を鳴らすタイミングと合否判定」がイヤホンを通して知らされていたそうです。

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NHKのど自慢 のマスコットキャラクターの名前は?

のど自慢のトリ

NHKのど自慢のマスコットキャラクターといえば、この「トリ」。

オープニングや会場セット、チャンピオンへ授与されるトロフィーなどに登場します。

この「トリ」は、昭和47年、元番組デザイナーの村山眞さんが考案し、以来、今日に至るまで親しまれて来ました。

毎朝、「チュン、チュン」と鳴くスズメを唄っているように聞こえ、マスコットキャラクターはスズメにしようと決めたそうです。

ところで、この「トリ」、名前は、、、ないんです。

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NHKのど自慢 の歴史のまとめ

チャンピオントロフィー

以上、NHKのど自慢 の歴史のまとめでした。

この記事は、東京都にあるNHK博物館の展示を参考に作成しています。

興味のある方は、ぜひ行ってみてください。入場無料です!

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