ジブリパークには、ジブリ作品に登場するキャラクターの「忘れ物」があちこちにあります。
全部で15ヶ所、
それも全て無料エリアです。
この「ジブリの忘れ物」のアニメ画像、
映画に出てくるシーン
を集めて比較してみました。
「あー!この場面」と良く知っている忘れ物もあれば、
「どこに出てきたんだろう」という疑問の解消にも役立ちますよ。
※この記事には、ネタバレが含まれています。
さあ、探しに行ってみましょう!
地球屋付近の「ジブリの忘れ物」
青春の丘エリアにある、「耳をすばせば」に出てくる地球屋付近の落とし物です。
忘れ物の場所
- アレンの「セリアドの剣」(ゲド戦記)
- 月島 雫の麦わら帽子と本(耳をすませば)
- 風間君の学生鞄と帽子(コクリコ坂から)
- 猫のムーン(耳をすませば)
- 空賊のドル袋(紅の豚)
アレンの「セリアドの剣」(ゲド戦記)
映画に出てくるシーンは、こちら
「ゲド戦記」に出てくるこの剣は、アレンが国王から奪った「セリアドの剣」という名のエンラッド王家の家宝です。
アレンが何度も鞘(さや)から抜こうとするのですが、魔法で鍛えられているため一向に抜けません。
「セリアドの剣」を忘れるなんて、抜けなくてよっぽど頭に来たのか?
生きる意味を知り、ハイタカを救おうとしたときに剣が抜けるシーンは、感動もの。
月島 雫の麦わら帽子と本(耳をすませば)
映画に出てくるシーンは、こちら
「耳をすませば」に出てくる、ヒロインの月島 雫(しずく)が愛用している麦わら帽子と本です。
真夏のある日、麦わら帽子を被った雫は、猫を追いかけた末に地球屋へたどり着きます。
以前から、図書館から借りる本の貸出票を見て、天沢聖司という名前が気になっていましたが、
地球屋のおじいさんの孫であることを知ります。
ジブリ作品の青春ストーリーナンバーワン。
主題歌のカントリーロードが聞こえてきそう。
豆知識として、この後に公開された「猫の恩返し」は、雫が書いた小説の物語なんだそうですよ。
風間君の学生鞄と帽子(コクリコ坂から)
映画に出てくるシーンは、こちら
「コクリコ坂から」に出てくる、青年・風間俊の学生鞄と帽子です。
昭和38年(1963年)の横浜の山手が舞台。
文化部の部室として使われているカルチェラタンという建物の取り壊しをめぐる学生運動、
また、他人の子どもを自分たちの子として育てていくような昭和の時代を感じる物語です。
猫のムーン(耳をすませば)
映画に出てくるシーンは、こちら
「耳をすませば」に出てくる、野良猫のムーンです。
不思議な猫で、まるで人間のように電車に乗って、駅に着いたら独りで降りることができるんです。
月島 雫はこのムーンを追いかけて、地球屋にたどり着きます。
いくつもの家の人に可愛がられているムーンですが、地球屋のおじいさんとも仲がいいんです。
なんとも言えない存在感の猫のムーン。
原作では、スリムな黒猫なんですが、太ったこちらのムーンの方が親しみやすいかも。
空賊のドル袋(紅の豚)
映画に出てくるシーンは、こちら
「紅の豚」に出てくる、空賊のドル袋です。
舞台は、第一次世界大戦後のイタリア。
「飛ばねぇ豚はただの豚だ」が口癖のポルコ・ロッソは、魔法で豚の姿に変えられてしまった元イタリア空軍のエース。
当時、暴れまわっていた空賊を退治することで賞金を稼いでいたため、空賊からは「紅の豚」と呼ばれ、目の敵にされ絶えず争います。
「紅の豚」のポルコは、意外にも男性ファンが多いそうです。
加藤登紀子さんが歌う「時には昔の歌を」が物語にも合っていていいんだよな~。
それにしても「ドル袋、忘れちゃいけないよ」
エレベーター塔付近の「ジブリの忘れ物」
ジブリパークの入口にある、「天空の城ラピュタ」の19世紀末空想科学世界をイメージしたエレベーター塔付近の落とし物です。
忘れ物の場所
- バズーのゴーグルとカバンとランタン(天空の城ラピュタ)
バズーのゴーグルとカバンとランタン(天空の城ラピュタ)
映画に出てくるシーンは、こちら
「天空の城ラピュタ」に出てくる、バズーのゴーグルとカバンとランタンです。
ランタンをはじめ、この映画に出てくる機械ものは、レトロな懐かしさと近未来の両面を合わせ持っていいるような気がします。
宮崎駿監督の世界観炸裂!という名作です。
あの巨匠手塚治虫が「城が空を飛ぶなんて‥」と言って嫉妬するほど素敵なアニメです。
ジブリの大倉庫前のこいの池付近の「ジブリの忘れ物」
ジブリの大倉庫前にあるこいの池付近の落とし物です。
忘れ物の場所
- 角砂糖と翔からの手紙(借りぐらしのアリエッティ)
- 宗助のポンポン船とバケツ(崖の上のポニョ)
- 道案内のカンテラランプ(千と千尋の神隠し)
角砂糖と翔からの手紙(借りぐらしのアリエッティ)
「角砂糖と翔からの手紙」はありませんが、関連シーンを集めてみました
「借りぐらしのアリエッティ」に出てくる、角砂糖と「わすれもの」と書かれた翔からの手紙です。
アリエッティ達は、人間のものを借りて生活しています。
ある日、角砂糖を借りることに失敗したアリエッティは、翔にその姿を見られてしまいます。
翌日、翔はアリエッティに角砂糖を渡そうとして、「わすれもの」と書いた小さな手紙と共にその角砂糖を通風孔の前に置くのです。
宗助のポンポン船とバケツ(崖の上のポニョ)
映画に出てくるシーンは、こちら
「崖の上のポニョ」に出てくる、宗助のポンポン船と緑のバケツです。
ポンポン船とは、ろうそくの火でボイラーの水を加熱し蒸気の力で動くおもちゃ。
ポニョの魔法で大きくなったポンポン船に2人で乗り、町を覆ってしまった水の上を進みます。
道案内のカンテラランプ(千と千尋の神隠し)
「道案内のカンテラランプ」はありませんが、関連シーンを集めてみました
「千と千尋の神隠し」に出てくる、道案内のカンテラランプです。
夜、千尋とカオナシを銭婆の家まで案内してくれました。
一本足、というか足が手になっている、とてもユニークなカンテラランプです。
どんどこ森付近の「ジブリの忘れ物」
「となりのトトロ」の世界をイメージしたどんどこの森付近の落とし物です。
忘れ物の場所
- メイの麦わら帽子とトウモロコシ(となりのトトロ)
- トトロからもらった笹包みのお土産(となりのトトロ)
メイの麦わら帽子とトウモロコシ(となりのトトロ)
映画に出てくるシーンは、こちら
「となりのトトロ」に出てくる、メイの麦わら帽子とトウモロコシです。
病院で療養中のお母さんにトウモロコシを届けようと独りで向かったメイは途中で迷子になってしまいます。
村中の人たちでメイを探そうとしますが、まったく見つかりません。
そんな中、悲しむサツキの前にねこバスが現れ、メイのところまで連れて行ってくれるのです。
ジブリ作品でも人気一番の「となりのトトロ」です。
トウモロコシには、「おかあさんへ」と書かれていますよ。
トトロからもらった笹包みのお土産(となりのトトロ)
映画に出てくるシーンは、こちら
「となりのトトロ」に出てくる、トトロからもらった笹包みのお土産です。
傘を忘れたお父さんをバス停まで迎えに行ったサツキとメイ。
そこへトトロが、、、
お父さんの傘を貸してあげたお礼に、トトロから笹包みのお土産を貰います。
家へ帰って笹包みを開けてみるとそこにはどんぐりが入っていて、庭に埋めるとぐんぐん成長し一夜にして大木になります。
稲楼門付近の「ジブリの忘れ物」
「千と千尋の物語」の世界をイメージした稲楼門(とうろうもん)付近の落とし物です。
忘れ物の場所
- 石人(千と千尋の神隠し)
- 狸のオブジェ(平成狸合戦ぽんぽこ)
石人(千と千尋の神隠し)
映画に出てくるシーンは、こちら
「千と千尋の神隠し」に出てくる、石人です。
湯屋の世界に続くトンネルの前に置かれた石人です。
表と裏が別の顔になっていて、それぞれの表情で現生と湯屋の世界を見つめる門番としての役割を担っています。
狸のオブジェ(平成狸合戦ぽんぽこ)
映画に出てくるシーンは、こちら
「平成狸合戦ぽんぽこ」に出てくる、信楽焼のたぬきをモデルにしたオブジェです。
昭和40年代の多摩丘陵を舞台に都市開発で住処を失ったたぬきが、何かに化けたり幻を見せたりすることで人間たちを驚かします。
日本庭園付近の「ジブリの忘れ物」
日本庭園やかえで池付近の落とし物です。
忘れ物の場所
- たけのこ(かぐや姫の物語)
- ひじ枕でくつろぐお父さん(ホーホケキョとなりの山田くん)
たけのこ(かぐや姫の物語)
映画に出てくるシーンは、こちら
「かぐや姫物語」に出てくる、たけのこをイメージしたオブジェです。
おじいさんがかぐや姫を見つけた、山の中で光っていたたけのこです。
ひじ枕でくつろぐお父さん(ホーホケキョとなりの山田くん)
映画に出てくるシーンは、こちら
「ホーホケキョとなりの山田くん」に出てくる、ひじ枕でくつろぐお父さんです。
どこにでもいそうな極ありふれた庶民的な山田一家。
そのお父さんのひじ枕姿は見つかりませんでしたが、横になっている姿はあちこちに出てきます。
かえで池の向こう側には緑の森が広がっていて、ひじ枕で横になっているお父さん、とても気持ちよさそうなんだよな~。
ジブリパークの「ジブリの忘れ物」の映画シーンのまとめ
以上、ジブリパーク「ジブリの忘れ物」の映画シーンを集めてみたでした。
映画の静止画を見ると、オブジェが忠実に再現されていることがよくわかりますよね。
皆さんも、15か所すべて見つけて、「ジブリの忘れ物」を制覇してみてくださいね。